瞬脳活性(5)

まとめに入る前にすこし思うところがありましたので追加しておきたいと思います。ビジネスとしてみたときにこの商品をどう思うかについてです。

  • 開発もとの資料などを読みますと、とても真面目に真摯な姿でこの商品の開発に望まれたことがわかります。IBMの音声認識モジュールに早い時期から注目し、それを廉価で一般に使用できる英語教材に展開しようとする姿勢はとても評価できるものです。そして教育現場での早い時期からの導入・そのフィードバックの製品への展開。
  • しかし一つ言わせていただけるならば、とても典型的なエンジニアリング主導の会社のような気がします。なぜかといいますと、商品のマーケティング面の弱さです。ソフトのユーザーインターフェース部分、商品のパッケージ・広告・マニュアルの文言・デザインなどを見ても分かります。せっかくいい商品なのにとても損をしていると思います。
  • ソフトの画面デザインが子供っぽいのは導入当初が中・高校での英語教育に焦点を当てたものだからかもしれません。セッションごとの全問正解後のファンファーレもその世代の受けを狙ったものかもしれません。しかし、一般に市販されればそれより高い年代のカスタマーが主力になることは当然予想され、製品デザインとカスタマーの嗜好が既に若干ずれてきているように思います。
  • パッケージ・広告などのデザインや文字の自体なども古さが否めません。いくらいい商品でもこの辺で損をしていると思います。箱のデザインと、馬鹿には出来ません。お客様が最初にご覧になるのはこの箱ですからね。
  • 売れているからまあいいや、と仮に思っているとすればshort termではOKでも、longer termでは必ずつけが回ってきます。
  • 直接、製品評価とは関係なかったのですがあえてコメントさせていただきました。それらが悪いという意味ではなく、それらの部分で損をしていると言う風に捕らえていただきたいと思います。